懐かしいあの人

 先日、地元へ帰ったときに数年ぶりに中学の時の部活の監督とご飯を食べました

私の中学生時代はバレーボールにすべてを捧げていました

監督は部活の顧問でもあり、私の担任でもありました

とても厳しくて情熱的な先生です。

部活中は常に先生の怒号が飛び交い、何度泣かされたか

しかし、先生の指導には愛があり、絶対的に私たちを信頼してくれていました

先生のもとでバレーボールができてとても幸せだったなあと振り返ってみて思います。

 

そんな先生は私にとっての恩師です。

ですが私にとっての恩師はみんなにとっての恩師でもあります。

 

そう、先生はみんなから愛される人柄なのです。

 

先生を慕うものの中で、私と小学校以来知り合いの花屋の息子Y君がいます。

Y君と私は小学校の頃、スポ少で顔なじみ程度の関係でした

 

Y君は野球部、私はバレー部。グランドと体育館で活動場所もバラバラ、練習時間もバラバラでした

 

しかし、帰り道は同じ方向でした

でも。たまにあって一緒に帰る程度。Y君のほうが家が近くてそんなに喋った記憶はありません

 

Y君は家に変えると花屋のお仕事を終えたお父さんと一緒にキャッチボールをするのが日課だったようです

 

わたしもその光景を見たことがあります。

野球をしているときのあの人はとても楽しそうでキラキラしていました

 

そんなあの人が、最近私の恩師のもとを何度も伺うのだそう。

 

どうしてか聞いてみると、学校の先生になるのが夢なんだという

 

そのために自分の恩師でもあり、私の恩師でもある先生のもとに会いに来ているとのこと。熱中したらそのことで頭が一杯になってしまう、あの人。

 

野球に関して誰よりも熱心で、一生懸命で、誰よりも野球が好きなあの人

思い出すと、とても懐かしく感じます。

 

そんな彼なら、生徒を思う情熱と愛で必ず、将来いい先生になれると私は確信しています!

 

私も負けてられない!!!!